句解説
句解説
彦根駅の改札から近江鉄道乗り場の方に行くと複製が飾られています。
江戸時代初期に描かれた作品が彦根城博物館に展示されています。
国宝となっている彦根屏風は浮世絵の源流ともいわれています。
句解説
因幡の白兎
隠岐の島に住んでいた白うさぎが、鮫をだまして海を渡ろうとします。
しかし、噓がばれてしまい怒った鮫に毛皮を剥がれたという物語です。
彦根市の稲枝町のあたりを調べていた学者の方が提唱した「この話は彦根を舞台にしたお話」の説からこの句が作られました。
うさぎの住んでいた島が隠岐の島(おきのしま)であり、琵琶湖上にも沖ノ島(おきのしま)があり、うさぎが向かった場所は鳥取県の因幡(いなば)ではなく、稲枝町の稲葉(いなば)だとする考えと、稲枝町にある稲葉神社灯篭に波乗りをするうさぎの浮彫がある事もこの説のもとになっています。
実際にどうであったのかは本当の事はわかりませんが、ロマンがあっていいですね。
彦根カルタストーリー
『嘘つきひであきはウサギの夢を見る』
彦根かるたの【て】の句『伝説に残る 稲葉の 白うさぎ』を題材にした作品。
主人公の少年ひであきは10歳になったある日、祖父の法事に行く事が嫌で嘘をついた。
結局、法事には参加したがその日の夜からウサギになる夢を見るようになる。
『嘘をつく事』が自分に対してどんなメリット・デメリットがあるのか?
周りの人に対してどのような影響を及ぼすのか?
ひであきは『夢』を通して何を学びどのように行動していくのか。
おじいちゃんの残した『白うさぎになれ』の本当の意味とは何なのか?
おじいちゃんの話 | しろうさぎの話 | 嘘つきと呼ばれる少年 | 嘘という重り | 草原を抜けて |
嘘の連鎖 | ウサギとワニ | 種族の数を比べて | ウミをこえる嘘 | 罪悪感ってこんな気持ち |
嘘の告白と代償 | ひであきという名前 | 夢と現実の間で | オオナムヂの神との出会い | 因幡の白兎という話 |
浮き上がる記憶 | 架け橋 完 |
句解説
戦国時代『〇備え』は珍しいものではありませんでした。黄備えや黒備え等もあったようです。
その中で赤備えは武田信玄の家臣・飯富虎昌という武将が始め、その後武田軍の代名詞となりました。
武田氏滅亡後、多くの家臣は徳川家康に仕えました。
その中で徳川四天王と言われた井伊直政のもとにも多くの武田家臣が配属されました。
武田軍の武勇を知っていた直政は積極的に赤備えを取り入れたようで、戦場での活躍はとても目立っていたようです。
大坂の陣の際に徳川家康は井伊家の赤備えを見て、平和によってかつての勇猛さを失っていた事を嘆き、逆に豊臣側の真田幸村の赤備えを絶賛したという話も残っています。