句解説

井伊家は家系図をさかのぼると藤原氏に行きつく家柄で、戦国時代に駿河の国(現:静岡県)の井伊谷を治める領主でした。

この頃から男子の名前には『直』の字が使われており、当主であるかは関係なしに直の字が受け継がれてきました。

彦根藩初代藩主・直政から明治維新後に伯爵になった14代・直憲まで続いた彦根藩の歴史を物語る文字の一つと言えるでしょう。

 


句解説

郡家:郡司が政務を行った役所の事

現在の南川瀬町のあたりは、1500年代前半に居城した河瀬大和守秀宗が治めていた。

1522年頃には三好長慶に取り囲まれて降伏した事から河瀬城は荒廃したが、秀宗が仏門に深く帰依していたため城郭内にお寺が入っていたと伝えられている。

河瀬神社付近の遺構が河瀬城のものと推定されている。

(はっきりとした場所はないため写真は河瀬駅)


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